イーウェル(eWeLL)
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株主の皆様には格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

第12期第2四半期累計期間(2023年1月1日から2023年6月30日まで)までに至る当社の営業の概況をご報告申し上げます。

第12期第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に伴う行動制限が緩和され、外国からの入国制限も撤廃されるなど社会経済活動の正常化が進みました。

わが国では、団塊の世代が後期高齢者となる2025年を間近に控えております。訪問看護市場も引き続き拡大傾向にあり、2023年5月に一般社団法人全国訪問看護ステーション事業協会が発表したデータによると、2023年4月1日時点での訪問看護ステーション数は全国で15,697件、前年比約9.7%の増加となりました。来年2024年には診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等のトリプル改定を控え、訪問看護における医療保険請求の電子化もスタートすることから、訪問看護業務のICT化ニーズも増加することが予想されます。

このような状況の中で当社は、「ひとを幸せにする」との経営理念のもと、中期経営計画2025(2023年1月~2025年12月)においてこの期間を「来るべき2025年問題を迎えた時、在宅医療のプラットフォーマーとなるための準備期間」と位置付け、事業の拡大と収益性の向上に取り組んでおります。

第12期第2四半期累計期間の経営成績は、主力サービスの「iBow」の新規顧客獲得に注力し、売上高は970,735千円(前年同四半期比31.2%増)、営業利益は449,889千円(同33.4%増)、経常利益は451,430千円(同34.7%増)、四半期純利益は289,714千円(同25.6%増)となりました。

後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2023年8月
代表取締役社長 中野 剛人